「もうすぐ入学。ひらがなを覚えて読めるようになってほしいな」というおうちのかた、多いのではないでしょうか。
「覚えさせなきゃ」と頑張って教えようとしても、子どもってなかなか興味を持ってくれませんよね。
実は、ひらがなの習得に「焦り」は必要ありません。大切なのは、子どもが「楽しい!」と感じながら、文字と出会える環境づくりです。
そこで、元小学校教諭の私が作ったのが「みる・さがす・つくる:ステップアップ文字カード」です。
3歳のわが子と一緒に遊んでいるうちに、いつの間にかいくつかの文字を見分けて読めるようになっていました。
この記事では、子どもが文字を習得するために大切なことと、ひらがなをゲーム感覚で楽しく覚える遊び方をご紹介します。
楽しみながら文字の力を育てる4つの遊び
「ステップアップ文字カード」は、「言葉絵カード」と、「ひらがなカード」の2種類で構成されています。
遊びながら自然に文字と仲良くなれるように設計しました。

「ステップアップ文字カード」は、ダウンロードして印刷したら、厚紙に貼って切るとお使いいただけます。

文字の習得に大切なのは、身近な言葉と文字を結びつけることです。
「あ」という文字だけを繰り返し書かせても、子どもの記憶にはなかなか残りません。でも「あひる」「あさごはん」「あめ」のように、意味のわかる言葉の中で「あ」に出会うと、音と文字がピタッとつながって記憶に残りやすくなります。
このカードでステップアップしながらひらがなを覚える遊びを5つご紹介します。
①さかさになった文字を探そう

逆さになった文字を見つけて、「言葉絵カード」を見ながら正しい向きに戻す遊びです。
文字の形をじっくり観察するので、自然と文字の細部に気づく力が育ちます。
②並べ替えてことばをつくろう

ひらがなカードを並べ替えて、「言葉絵カード」の言葉を作ります。
「ん・え・ほ? え・ほ・ん?」と考えながら、文字の順番への意識が育ちます。
③まちがい探し


違う文字を混ぜて並べて「どの文字が間違いかな?」と考えて、正しい文字と入れ替える遊びです。
「ぬ」と「め」のように、似ている文字を選んで見分ける練習をすると、間違いやすいひらがなを観察する力がつきます。
④この文字がつく言葉はどれ?クイズ


「ひらがなカード」の文字がつく言葉を、「言葉絵カード」の中から探します。
最初は2枚の中から選びます。慣れてきたら枚数を増やして難易度をアップさせてみましょう。
「『ほ』のつく言葉、どれかな?」というやりとりが、親子の会話も弾ませてくれます。
⑤「この文字読めるかな?」クイズ

「ひらがなカード」を見て、読み方を答える。

わからない場合は、その文字が付く「言葉絵カード」を見せて、「ありの『あ』」と分かるようにヒントを出す。
特別な道具も、広いスペースも必要ありません。今日からおうちで、気軽に始められますよ♪
こちらからチェックしてみてください↓

子どもの「楽しい!」が習得への一番の近道
「覚えさせなきゃ」と力が入れて頑張る必要はありません。
無理に覚えさせなくても、遊びの中で音と文字は自然につながっていきます。
遊んでいるうちに「できた!」という喜びを一緒に分かち合ってあげてください。その「できた!」の積み重ねが、学びへの自信につながっていきます。
焦らなくて大丈夫。お子さんのペースで、楽しみながら進んでいきましょう。

