これで安心!小学校入学に向けてやっておきたいことー登下校編ー

子育て

今回は、小学校入学に向けてやっておきたいこと(登下校編)を紹介します。

小学校に入学すると、自分で起きて準備して、家を出て登校するようになり、生活リズムが変わります。

子どもがスムーズに小学校生活に慣れていけるように、準備したいことをまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。



生活リズムを整える

小学校生活に合わせて、少しずつ生活リズムを整えていきましょう。

登下校にかかる時間を逆算して、起きる時間を決めましょう。毎日その時間に起きるように習慣づけていきます。

早く起きたら、遊んだり本を読んだりするなど、楽しみを用意すると早起きを習慣にしやすくなります。

起きたら朝ごはんをしっかりと食べることが大切です。

また、できるだけ日中は体を動かして遊ぶ時間を作ることをおすすめします。

お昼寝をしている場合は、少しずつ時間を短くして、徐々にお昼寝をなくしていくといいでしょう。

そして夜は早く寝るようにすると、生活リズムが整いやすくなります。

プリントや持ち物のチェック

登下校のときに、日ごろから自分で持ち物を確認して、準備する習慣をつけることが大切です。

小学校では、持ち物や宿題などの内容は子ども自身が話を聞いたり、連絡帳に書いたりしたことが頼りになります。

入学に向けて、必要なものは自分で準備するように練習していきましょう。

①持って帰ってきたものを一緒にチェックする

「体操服を使ったんだね。洗濯して〇日に持っていこうね。」

「〇日のお知らせのお手紙が入ってるね。持っていくものは何かな?」

と声をかけて、持って帰ったものを確認する大切さを意識できるように声をかけます。

1年生になっても、連絡帳やプリントなどをチェックするように習慣づけていきましょう。

②自分で持ち物の準備をする

最初のうちは子どもと一緒に準備するようにして、慣れてきたら子ども自身に任せていくといいでしょう。

自分で準備ができたら、「自分で準備できてすごい!忘れ物ないかチェックしよう!」とゲーム感覚で忘れ物チェックするのもおすすめです。

 

手提げ袋について

小学校では、手提げ袋の準備が必要になると思います。

手提げ袋で気を付けたいのは、大きさです。

子どもが手を下に伸ばして持った時に床につかない大きさにしましょう。

市販のものを買うときは、実際にお子さんに持たせてみましょう。

巾着の袋のひもは長くなるので、通学路で振り回しながら歩いている児童をよく見かけます。

勢いがついて川に落としたりということもあります。

持って歩くときは、注意するように声をかけましょう。

 

手提げ袋の内側にポケットをつけると便利です。外ポケットだと入れそこなって落としてしまうことがあります。

市販のものにも、後からつけることができますよ。

名前を書く場所については、学校によって規定があるかもしれませんが、知らない人に名前を知られる危険があるので、内側に書くことをおすすめします。



安全に登下校できるように練習する

入学前に、通学路を歩いて登下校の練習をすることが大切です。

登下校の練習のポイントを紹介するので、ぜひお子さんと一緒に練習してみてください。

危険な場所チェック

①横断歩道や交差点は一時停止と左右の確認

子どもの姿は小さくて見えにくいので、車や自転車に十分気をつけるように確認しましょう。

信号が無い横断歩道や交差点は、車や自転車が近づいている時には渡らずに待つようにします。

「これぐらい近づいてきたら渡らずに止まろうね」と目で見て距離を覚えさせます。

通勤、通学の車や自転車はスピードを出しているので危険です。

信号がある所は、青になっても左右を確認して車が止まるのを確認してから渡るように教えましょう。

赤になっても、車はスピードが出ているとそのまま走って行くことがあるので危険です。

②道に駐車している車のそばを歩かない

道に駐車している車の近くを歩くと危険です。

駐車している車の向こうから来た車にはねられる危険があります。

また、車から子どもの手をつかんで車に引き込まれて連れて行かれることもあります。

駐車している車からは、離れて歩くように教えてあげてください。

③マンホールの上や側溝のふたの上を歩かない

まれにですが、マンホールなどの上を歩くと落ちることがあります。

ゲリラ豪雨などで増水したときにふたが流されて落ちてしまった例もあります。

日頃から、マンホールの上や側溝のふたの上を歩かないように気を付けておくといいでしょう。

練習のポイント

通学路を歩くときは、登校時間に合わせて歩くことをおすすめします。車の交通状況が分かり、安全に気をつける場所が分かります。

また、雨の日に傘をさすと見えにくい所もあるので、雨の日にも歩いてみましょう。

繰り返し練習していくと、登下校にかかる時間が分かります。

余裕をもって登校できるように、家を出る時間を決めておきましょう。

時間がとれる無理のない範囲で練習してみてください。

身を守るために

もし知らない人に声をかけられたとき、連れていかれそうになったときに、どうしたらいいか話しておくことが大切です。

何か危険なことがあったときに、大きな声で叫ぶ練習をしておきましょう。

いざという時になかなか大声は出ないものです。日頃から練習が大切です。

カラオケボックスなど、大声を出しても人の迷惑にならないところで練習するのがおすすめです。

声はできるだけ低い声で、おなかの底から「ウオー!!」と出します。

高い声は、通学路の近所にお住いの方々は聞きなれているので、低い声で叫ぶと助けを呼んでいると分かってもらえます。

子どもを怖がらすのではなく、「元気に帰ってきてほしいから」と話して、防犯の意識を持たせるようにしましょう。



今回は、小学校入学に向けてやっておきたいこと(登下校編)を紹介しました。

学校生活・学習編についてはこちらの記事で紹介しています。参考にしていただければ幸いです。

お子さんと一緒に楽しみながら、新しいスタートに向けて前向きに挑戦していきましょう。



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