本が好きになる!心がつながる!赤ちゃんへの読み聞かせのしかた

子育て

読み聞かせは、親子の信頼関係が強まる大切なコミュニケーションです。

赤ちゃんの頃から積極的に読み聞かせをしていきたいですね。

ですが、こんな悩みがある方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしても、興味を持ってくれない!

言葉が分からない赤ちゃんに読み聞かせしても、意味が無いのかな…

頑張って読み聞かせしても赤ちゃんが興味を示さず、モチベーションが下がってしまうこともあるかもしれません。

せっかく読み聞かせをするなら、親子で楽しめる時間にしたいですよね。

今回は、赤ちゃんが本が好きになって、親子の心がつながる読み聞かせのしかたをご紹介します。



コミュニケーションをとって心のつながりをもつ

まずは、赤ちゃんとしっかりと目を合わせて、たくさん話しかけてください。

心のつながりをもつことで、赤ちゃんに安心感を与えます。

何を話せばいいか分からないときは、

わらべうた風に「おはよう、きもちがいいね」とか「おなかがいっぱいになったね」とか、

たわいのないことに単純なリズムをつけて話しかけてみてください。

 

自由に本に触れさせる

次は、本を自由に触れさせてあげましょう。

赤ちゃんの頃から本に触れると、本に親しみを持つようになります。

赤ちゃんが触ったり、口に入れたりしてもいい本をわたして、飽きるまで触らせてあげましょう。

口をつけて噛んだり、舐めたりしても、叱らず自由にさせてあげることが大切です。

そうすると、本を身近な存在に感じられるようになります。

 

読み聞かせをして一緒に本を楽しむ

本に触れたら、いよいよ読み聞かせです。

親子で本を楽しんで、「本=読み手との楽しい思い出」になると、本が好きになります。

赤ちゃんが本を好きになる読み方を、3つのポイントでお伝えします。

スキンシップで安心感を与える

1つ目のポイントは、親子でスキンシップをとれる姿勢で読み聞かせをすることです。

赤ちゃんをひざにのせて、おなかに寄りかからせて座らせると安定して読みやすいです。

赤ちゃんの目から20cm~30cmほど離して本を見せると、よく見えます。

お互いの体温を感じながら本を楽しむと、安心感を与えるスキンシップになり、赤ちゃんの心が安定します。

 

言葉をゆっくりと大切に読む

2つ目は、読むときのポイントです。

読み聞かせのときは、ゆっくりと言葉を一つ一つ大切に読みましょう。

ゆっくり読むことで、赤ちゃんが聞き取りやすく、言葉を理解して覚えやすくなります。

「朗読のCDみたいに、声色を使って読まないといけないのかな」と気負う必要はありません。

赤ちゃんにとって、ご家族の方の声が一番素敵で安心できる声です。

間違えても読み直せば大丈夫ですし、つっかえても大丈夫です。

 

赤ちゃんの興味に合わせる

3つ目は、赤ちゃんが興味に合わせて本を読むことです。

興味が無い本を読むよりも、興味がある本を読む方が圧倒的に学びが高まります。

赤ちゃんは、絵の色や形がはっきりした絵本や、同じ繰り返しがある絵本、言葉や音のリズムを楽しめる絵本に興味を持ちやすいです。

赤ちゃんの読み聞かせにおすすめの絵本は、こちらの記事で紹介しています。

読み聞かせの間に赤ちゃんの様子をよく観察してみると、興味が向いているものが分かってきます。

赤ちゃんの反応がないと心配になるかもしれませんが、表情に出ていなくても楽しんでいます。

興味があるとじっと静かに聴くことも多いです。

気に入ったページがあると、何度も読んで欲しがったり、じっくり眺めたりするかもしれません。

そういうときは、赤ちゃんのペースに合わせて読んであげましょう。

途中で赤ちゃんの興味が他のことに移ったら、無理に本を全部読み切る必要はありません。

「うちの子は本に興味がないのかな」と心配になるかもしれませんが、また読んで欲しがったときに読んであげればいいのです。

きっと読み聞かせを最後まで楽しめるときはやってきます。

ぜひお子さんを信じて付き合ってあげましょう。

 

もし赤ちゃんが同じ本を何度も読みたがっていたら、興味を持っている証拠です。

できるかぎり、赤ちゃんが求めるだけ読んであげるのがいいです。

同じ本ばかり読んでも意味ないだろうと思って、読むのをやめてしまうのはもったいないです!

実は、同じ本を何度も読むことって、赤ちゃんの学びにとっていいことだらけなんです。

繰り返し読むと、記憶力が高まり、言葉が身に付きやすくなります。

また、お気に入りの本を読みたいだけ読むと、満足感や安心感を得られて、心の安定にもつながります。

そして、本の面白さが分かり、成長につれて読書が好きになっていきます。

大人の方は、同じ本ばかり読んでいると飽きてしまうかもしれませんが、「今は赤ちゃんの学びを高めているんだな」と信じて、何度でも読んであげたいですね。



読み聞かせを楽しい時間に♪

今回は、赤ちゃんへの読み聞かせのしかたを紹介しました。

一日5分でもいいので読み聞かせをして、親子で楽しい時間を過ごしてみてください。

きっと親子の素敵な思い出になって、お子さんも本が好きになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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