今回は、赤ちゃんと一緒に遊べるわらべうたと、おすすめのわらべうたの本をご紹介します。
わらべうたには子育てに嬉しい効果がたくさんあります!
赤ちゃんにわらべうたを歌ってあげると、歌にのせた言葉が記憶に残りやすくなります。
また、赤ちゃんと一緒に手遊びやスキンシップをすると、手足の発達にもつながります。
お家ですぐに取り入れられるので、ぜひ参考にしてみてください。
わらべうたは子育ての味方!
わらべうたは子育ての味方で、子どもがごきげんになる魔法の歌です。
わらべうたのリズムは、お母さんのおなかの中で聞いていた鼓動のリズムに似ているので、赤ちゃんはリラックスできます。
泣いている時に、赤ちゃんを胸と胸を合わせて抱っこして、耳元でわらべうたを静かに歌ってあげると、だんだんと落ち着いてきます。(もちろん、おなかがすいている、おむつが汚れているなどの原因がある場合は除きます)
また、わらべうたで赤ちゃんと手遊びやスキンシップをしたりすると、親子で楽しくコミュニケーションがをとれます。なでたり、くすぐったりするとキャッキャと喜びます。
ぜひ赤ちゃんと一緒に楽しんでみてください!
赤ちゃんと一緒に遊べるわらべうた紹介
音程やリズムは歌いやすいようにご自由にどうぞ!毎回変わっても大丈夫です。気楽に歌ってくださいね♪
大きくなっても一緒に遊べるので、お子さんの成長に合わせて遊んでみてください。
「いっぽんばし こちょこちょ」
♪いっぽんばし わたって
(子どもの手のひらから腕を、人差し指と中指で歩いているように登っていく)
♪かいだい のぼって こちょこちょ
(脇までゆびを歩かせて、脇の下をくすぐる)
「ゆすらん かすらん」
♪ゆすらん かすらん
(足をそろえて前にのばし、子どもを足の上に座らせて手をつないでゆらす 赤ちゃんは寝かしてもOK)
♪たかいやま こえて
(ひざを曲げて、子どもを滑らせる 赤ちゃんは太ももに寝かしたままで頭が上がるようにする)
♪ひくいやま こえて
(ひざを降ろして、子どもを引き寄せる 赤ちゃんは寝かしたまま平らにする)
♪あっ ぱっ ぱっ
(子どもの体をくすぐる または、いないいないばあをする)
「おやゆび ねむれ」
♪おやゆび ねむれ
(子どもの親指を持って、指をおる)
♪ひとさしゆびも
(子どもの人差し指を持って、指をおる)
♪なかゆび くすりゆび こゆび
(同じように、順番に指をおっていく)
♪ねんねしな ねんねしな ねんねしな
(もう片方の手の親指から小指までおっていく)
♪ねん ね しなー
(両手の親指をおこし、またねかす 他の4本の指をねかす)
「はなちゃん」
♪はなちゃん
(子どもの鼻をちょんちょん)
♪りんごを
(左右の頬をちょんちょん)
♪たべたいの
(口を三回さわる)
♪はなちゃん
(額をちょんちょん)
はなちゃんをお子さんの名前にしたり、りんごを好きな食べ物に変えたりしてもいいですね。
「せんべせんべ」
♪せんべせんべ やけた
(子どもを寝かして、ごろごろと転がす)
♪どのせんべ やけた
(仰向けにもどして、おなかをなでる)
♪このせんべ やけた
(子どもを抱き上げて、食べるまねをする)
「でこちゃん はなちゃん」
♪でこちゃん はなちゃん
(子どものおでこ、鼻を2回ずつちょんちょん)
♪きしゃ ぽっーぽ
(両方の頬を指で2回、輪を書く 最後のぽで止めて、ゆっくり離す)
「こっちの たんぼ」
♪こっちの たーんぼ たーんぼや
(子どもの右腕を下から上へとぽんぽんとたたく)
♪こっちの たーんぼ たーんぼや
(子どもの左腕を下から上へとぽんぽんとたたく)
♪おつむ てんてん
(子どもの頭を両手でさわる)
♪かいぐり かいぐり
(子どもの手を持って、胸の前で回す)
♪いないいない
(自分の顔を手で隠す)
♪ばあー
(手を広げて、顔を出す)
親子で遊べる!わらべうたのおすすめの本
赤ちゃんから幼児まで、子どもと一緒に居る時間を楽しくしてくれる本をご紹介します。わらべうたを通した親子のコミュニケーションにご活用ください。
「あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん」
「子どもとお母さんのあそびうたえほん」
長年わらべうたと手遊びを実践してこられた小林衛己子さんが作られた本です。遊び方が絵で分かりやすく解説されているので、すぐに赤ちゃんと遊べます。絵があたたかくてかわいいので癒されます。幼児期まで活用できます。
「あかちゃんのごきげんがよくなる12のわらべうたえほん」
こちらも小林衛己子さんの絵本です。赤ちゃんをこぎげんにしてくれるわらべうたです。いつでもどこでも歌えて、赤ちゃんと楽しく過ごせます。
「お母さんがすぐにうたえる12のねかせうたえほん」
少し大きくなったら、生活のリズムを作るのに役立つ「おはようからおやすみまでの12のわらべうたえほん」がおすすめです。
「まて まて まて」
ハイハイを始めた赤ちゃんを追いかけて、励ましています。絵本の流れに沿って、「まてまて~」と追いかけたり「つかまえた!」と抱っこしたりして遊ぶと赤ちゃんも喜びます。たくさん体を動かすと赤ちゃんはごきげんですね。
「ととけっこう よがあけた」
動物がたくさん出てきて、おはようを繰り返します。単純さが心地よいです。歌いながら読み聞かせができるので、子どもが喜びます。朝起きるときに取り入れると、歌いながら笑顔で起こせるのでおすすめです。
少し大きくなったら「ちびすけ どっこい」「せんべ せんべ やけた」「どんどんばし わたれ」もおすすめです。
他にも、赤ちゃんへの読み聞かせにおすすめの絵本はこちらの記事で解説しています!
わらべうたで楽しくコミュニケーションを♪
親子のコミュニケーションの時間は、親である自分自身が楽しむことが一番です♪
赤ちゃんに触れているうちに、こちらの気持ちも穏やかになりますね。子どもは敏感なので、大人が楽しんでいると安心して楽しめます。
ぜひわらべうたと手遊びで、お子さんとの心の絆を強めてくださいね。