【0歳向け】脳や心を育む絵本の選び方&おすすめの絵本9選

子育て

0歳から絵本の読み聞かせをすると、脳や心の発達に良い影響がたくさんあります。

積極的に読み聞かせをして、たくさんの本に出会わせてあげたいですね!

そのときに大切なのは、絵本の選び方です。
選び方によって、視覚や言語、想像力などの発達に差が出てきます。
今回は、0歳児の発達を促す絵本の選び方と、おすすめの絵本をご紹介します。



どんな絵本を選んだらいい?

絵の色や形がはっきりした絵本

赤ちゃんは視力は弱いので、色や形がはっきりした絵本を選ぶことが大切です。

赤ちゃんの興味をひきやすく、視覚の発達にもつながります。

産まれて間もないころは、濃い色の絵や、丸い形の絵をじーっと見つめます。

成長につれて、赤ちゃんは集中してページの隅々まで見ようとするので、目の運動ができるようになります。

絵がはっきり認識できる本は、見る力の発達を促してくれます。

 

同じ繰り返しがある絵本

赤ちゃんは、繰り返しがある絵本が大好きです。

読み聞かせを続けると、赤ちゃんの脳や心にいいことがいっぱいあります!

絵本で同じ展開を繰り返すと、記憶力が高まります。

そして、赤ちゃんは絵本を見ながら「次はこうかな?」と予想するようになって、想像力が育っていきます。予想して「やっぱりそうだった!」を繰り返すと自信がつきます。

また、成長につれて笑ったり声を出したりして反応するようになって、表情が豊かになります。

繰り返しがある絵本は、赤ちゃんの学びを高めて、コミュニケーションを楽しませてくれます。

 

言葉や音のリズムを楽しめる絵本

赤ちゃんは面白い言葉や音のリズムを聞いていると、聞くことが楽しくなります。

言葉の響きの面白さを感じて、笑顔を見せたり、まねして声を出そうとしたりします。

また、言葉に興味を持つようになるので、言葉が身に付きやすくなります。

聞く力や話す力の成長につながります。



0歳への読み聞かせにおすすめの絵本

「ブルーナの0歳からの本」

第1集 ミッフィー1・ミッフィー2

「ブルーナの0歳からの本」シリーズは、初めての絵本にぴったりです。

絵の形や色がはっきりしているので、赤ちゃんは興味をひきつけられます。

文字が無いので、絵を指さして物の名前を言ったり、おはなしを作って話したり、自由に言葉がけしてコミュニケーションできます。

4集のシリーズになっています。どの本も成長に合わせて長く楽しめて、想像力を育んでくれます。2~3集はこちらです。

第2集 たべもの・おもちゃ

第3集 どうぶつ1・どうぶつ2

全てじゃばら型の絵本になっていて、おもちゃと同じように手に持って遊べます。

低月齢の赤ちゃんも、自由に手に持ってめくったり開いたりすることができます。本に親しむきっかけになるはずです!

 

「もこもこもこ」作 谷川俊太郎 絵 元永定正

最初は「しーん」からはじまって、不思議な世界に引き込まれます。

絵の形が変わっていく様子を、ページをめくって見るだけでも楽しいです。赤ちゃんも集中して注目します。

形の変化を、「もこ」「にょき」「ぱく」「つん」などの擬音で表現しています。

擬音を聞くのが楽しくて、絵の形から動きを想像できるので、赤ちゃんが夢中になります。

繰り返し読みたくなる一冊です。

 

「まるてん いろてん」作 

色とりどりの丸や点と、リズミカルな音に子どもたちが食いつきます。

「あまり絵本に興味がないのかも…」というお子さんにもおすすめです。

赤ちゃんは本能で丸い形や顔の形をじーっと見るので、0歳の子どもたちの興味にドンピシャです!

点や丸が顔になるページでは、「あーん」、「もぐもぐ」「にっこり」と表情が変わります。

親子で顔の真似をしてみるのも楽しいです。表情を読み取る力にもつながります。

 

「いないいないばあ」作 松谷みよ子 絵 瀬川康男

動物が手で顔を隠している絵があり、ページをめくると「ばあ」と手を下にして顔を見せています。

赤ちゃんはこの単純な繰り返しが大好きで、何度読んでも喜びます。

同じような絵本がたくさんある中でも、この絵本は落ち着いた絵と文章が読みやすいので長年愛されています。

赤ちゃんがキャッキャと笑ったり、一緒に「ばあ!」と言ったり、成長につれて色々な反応を見せてくれるかもしれません。

親子の心に残る、楽しい思い出の一冊になることと思います。

 

「かさ さしてあげるね」作 はせがわ せつこ  絵 にしまきかやこ

男の子が雨の中で色々な動物たちに出会い、傘をさしてあげるお話です。

雨の音とリズムが楽しくて、雨が降ったときに口ずさみたくなります。

「今の雨の音はどんな音かな?」と一緒に耳をすませてみるのもいいかもしれません。

 

「おつきさま こんばんは」作 林明子

赤ちゃんは丸い形が大好きなので、まん丸な「おつきさま」が大好きになります。

おつきさまは表情が豊かなので、赤ちゃんは成長につれて表情の違いに気づけるようになります。

また、文章がすっきりしているので読みやすくて、赤ちゃんも聞き取りやすいです。

読んだ後はリラックスして落ち着くので、毎日のお休み前の絵本にするのもおすすめです。

 

「いらっしゃい」作 せなけいこ

せなけいこさんの絵本は、色がきれいな貼り絵がとても可愛らしく、赤ちゃんも大好きになります。

八百屋さん、服屋さんなど、身近にあるお店がでてきて、売り物がたくさんあります!

「どれにしようかな?」とずっと眺めていたくなります。

「いらっしゃい」「まいどあり」の繰り返しがあって、お買い物ごっこのように楽しめます。

一緒に絵を見ながら指をさして「これは〇〇だよ」教えてあげると、身近なものの言葉を楽しく覚えられます。

 

「あおくんときいろちゃん」作 レオ・レオーニ

ちぎり絵の丸い青と丸い黄色で描かれているユニークな絵本です。

温かさを感じるきれいな色合いの絵なので、赤ちゃんが視覚で楽しめます。

意味が深い物語で、自分と相手の違いを受け入れる大切さを教えてくれます。

理解できる年齢まで長く読みたい本です。大人にも沁みるおはなしです。

 

「あがりめ さがりめ ―おかあさんと子どものあそびうたー」絵 ましませつこ

赤ちゃんと一緒に楽しめる、わらべうたの手遊び集です。

わらべうたは、心地の良いリズムで赤ちゃんの心を落ち着かせてくれます。

スキンシップをしながら、赤ちゃんとのコミュニケーションがで楽しめます。

生活の色々な場面でわらべうた遊びを楽しんでみてください♪

子育てにおすすめのわらべうた遊びは、こちらの記事でも紹介しています。



今回は、赤ちゃんにおすすめの絵本と選び方をご紹介しました。

赤ちゃんが大好きな絵本を選んで、絵本を通したコミュニケーションを楽しんでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました