【小学生向け】秋におすすめの絵本5選

先生向け

こんにちは。元小学校教師のぽよみです。

秋は、どんぐり拾いやおいもほり、虫とりなど子どもたちにとって楽しいことがいっぱいですね。

そんな秋におすすめしたい絵本を紹介します。

今回紹介する絵本は、子どもにとって自然に親しみをもったり、生き物の命を感じたりするきっかけになる本です。

ご家庭でも学校でもおすすめなので、ぜひチェックしてくださいね。

どんぐりの命を感じられる本

まいごのどんぐり

コウくんは、どんぐりに「ケーキ」という名前をつけて、大切にしていました。いつも持ち歩いて一緒にかけっこやさんぽをしたりしました。でもある日、コウくんはどんぐりの「ケーキ」を落ち葉の中に落としてなくしてしまいます・・・

コウくんが落としたどんぐりが、長い年月をかけて木になる様子が描かれています。

子どものときの大切な思い出は、大人になっても心に残って温かい気持ちにしてくれることを教えてくれます。

高学年にもおすすめです。感動の結末に、大人もほろっとくる一冊です。

虫を探したくなる本

むしのうた

よく知っている虫や、あまり見たことのない虫が、親しみやすい絵と心地がいい詩で描かれています。

それぞれの虫の特徴や面白さが伝わる詩で、小さな命を感じることができます。声に出して読みたくなります。

かわいらしく親しみやすい絵に興味をひかれ、虫が好きでも苦手でも楽しめる本です。

自然を大切にしたくなる本

1000000ぼんのブナの木

1000000本のブナの木が生えているブナの木やま。秋になると葉っぱが黄色や赤に変わってオシャレになります。そんなブナの木やまにすむ動物たちは、みんなどんぐりが大好きです。そこへ、子どもたちがどんぐりを拾いにやってきました…。

自然の中にある命や、季節の移り変わりを感じられる本です。

優しく温かい絵で、自然の美しさや心地よさ、人の心を癒してくれる広大な森のパワーを感じさせてくれます。

子どもたちが自然に親しみをもって触れるきっかけになる一冊です。

秋と言えば栗・・・にそっくりな宇宙人!?

いがぐり星人ぐりたろう

ある日「ぼく」は、甘栗みたいな宇宙人を見つけました。その宇宙人に「いがぐり星人ぐりたろう」という名前をつけて、一緒に楽しく暮らしました。ぐりたろうはすっかり家族の一員になったようでした。そんなある日、家族みんなで甘栗を食べようとすると、ぐりたろうは突然泣き出します・・・

「ぼく」がぐりたろうと離れたくない気持ちと、ぐりたろうの幸せを願う気持ちの葛藤に共感させられます。

「ぼく」や家族みんなの優しさが感じられて心が温まります。

秋にぴったりな1冊です。

秋の楽しみを感じる本

ざぼんじいさんのかきの木

ざぼんじいさんの柿の木には、たくさんのあまい柿がなります。その柿を誰かにわたしたくないので、ざぼんじいさんは柿を全部隠してひとりじめしていました。まあばあさんが訪ねてきても、わけてくれるのは柿の木の葉っぱや枝だけでした。でも、まあばあさんや子どもたちがとても楽しそうにしている様子を見て、ざぼんじいさんは不思議に思います・・・

ざぼんじいさんはいじわるだなと感じますが、まあばあさんは葉っぱや枝をもらってむしろ喜び、アイデアをいかして楽しむところが魅力的です。

ひとりじめするより、みんなで喜びや楽しさを共有する方が豊かに過ごせることを教えてくれます。みんなで秋を楽しみたいと思える本です。

子どもたちと一緒に秋を楽しもう

子どもたちにとって秋は、自然や生き物に目を向けて関心をもつ良い機会になります。

絵本をきっかけに、子どもたちがより自然や生き物に親しみをもって秋を楽しめるといいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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