こんにちは。元小学校教師のぽよみです。
自分に自信を持てず、「人と違うことってダメなのかな」と悩んでいる子どもたちが多いように感じます。
コンプレックスをもっていたり、人と違うところに悩んでいたり・・・子どもの悩みはさまざまです。
「そんなこと、気にしなくていいじゃん。」と思うような些細なことでも、子どもにとっては深刻な悩みです。
今回は、そんな子どもの気持ちに寄り添ってくれて、「ありのままのあなたがいいんだよ。」と伝えてくれる本を紹介します。
コンプレックスのある自分を前向きに捉えて、自分のいいところを気づける絵本を5冊厳選して紹介します。
わたしはあかねこ 作:サトシン
あかねこは、周りの言葉にまどわされず、自分に自信を持っています。みんなと違うからといって周りから強制されたくない気持ちを代弁してくれます。
あかねこが選んだ生き方を見て、「自分らしく生きていいんだ」と元気づけられ、一歩を踏み出す勇気をもらえます。
みけねこキャラコ 作:どいかや
前向きになったキャラコの姿から、自分を変えるのは見た目ではなく「心」なんだと気づかされます。
また、「コンプレックスも自分の個性なんだ」という考えが素直に心に入ってきて、子どもたちを勇気づけてくれます。
まっくろネリノ 作: ヘルガ=ガルラー
自分のこんなところが嫌いと思っていても、視点を変えてそれを活かすと長所になることに気付かされます。
「自信のない自分にもきっと良いところがある」と希望をもつことができて、他の子の良いところを認めるきっかけにもなります。
ちっぽけマリウス 作:クリステル・デスモワノー
体が小さいけれど勇敢なマリウスの姿は、短所を長所でカバーできることを教えてくれます。
「○○が苦手だけど、△△が得意だからいいよね」と子どもたちに希望を与えてくれます。
のろまなローラー 作:小出正吾
この本はお話の中に繰り返しが多く、文章をリズムよく読めて、子どもの記憶にのこりやすいです。
ローラーように、ゆっくりでいいからコツコツ頑張ればみんなの役にたてると教えてくれます。
絵本を通して伝えたいこと
今回紹介した絵本は、「みんな長所と短所がある」「ありのままの自分に自信をもっていいんだ」ということを伝えていて、子どもたちに勇気を与えてくれます。
自分の長所も、相手の長所も見つけようとする心を育てていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。