【教師向け】休み明けの始業式の日が憂鬱・・・どう乗り越える?

先生向け

長期休暇の楽しい日々は、あっという間に過ぎてしまいますよね・・・。

休み明けの始業式の日に「仕事行きたくないなぁ」と憂鬱な気持ちになる先生達は多いと思います。

私も、休み明けはいつも「時間を戻してほしい!」と切実に願っていました。憂鬱になる気持ちはとても分かります。

そこで今回は、教師時代に実践していた私なりの乗り越え方を紹介します。

憂鬱な気持ちを和らげたいという方に、参考にしていただければ幸いです。



「最低限これができたらOK」な目標を決める

始業式の日は無理をせず、最低限これだけ頑張ろうという目標を決めておくとハードルが下がります。

私は、「早起きして出勤すること」と、「笑顔で子どもを迎えること」を始業式の日の目標にしていました。

出勤できただけで仕事は半分終わったようなもの!

私は、まず出勤できたら「よく乗り越えた!えらい!これで今日の仕事は半分終わったようなもの!」と自分をほめまくっていました。

始業式の日は何かと準備に追われるので、早めに出勤するという一番目のハードルを越えなければいけません。

憂鬱な気持ちの中、早起きして着替えて通勤ラッシュに揉まれながら出勤できた!

これだけでも初日のストレスのほとんどを乗り越えたと言っても過言ではないと思います。人間にとって、始めの行動が一番負担でストレスがかかりやすいものです。

ここを乗り越えて学校に着いてしまえば、自然と仕事モードに切り替わっていきます。

まず「出勤する」というハードルを乗り越えた自分をほめまくりましょう。

あとは子どもを笑顔で迎えるだけ!

子どもたちもまた、休み明けの憂鬱な気持ちを乗り越えて登校しています。

「けがや病気などなく、無事に登校した子どもたちの顔を見れることは嬉しいことなんだな」と感じています。

なので私は、休み明けに登校してきた子どもたち一人ひとりにあいさつして、「会えて嬉しいよ!」と伝えるようにしていました。

そうやって口に出して言っていると、自分自身も前向きな気持ちになれて、「子どもたちのために頑張ろう!」と力が湧いてきます。

また、今日頑張って登校してきた子どもたちをたくさんほめよう!と思えて、一日穏やかな気持ちで過ごせるような気がします。

自分で決めた目標を達成できたら、とにかく自分をほめまくり、自分に自信と誇りをもちましょう!



定時に帰ってゆっくり休む

子どもたちが下校した後も、授業準備や学年の仕事、会議や校務分掌の仕事など、やることがいっぱいで憂鬱になってしまいますよね。

でも、始業式の日に「あれもこれもやらなきゃ」と残業して全部終わらせる必要は無いと思います。

この日に必ず終わらせなければいけないことって、挙げてみるとそれほど多くないのではないでしょうか。

最低でも次の日の準備ができていれば大丈夫だと思います。

終業式の日を乗り越えただけでもすごいことです。

ゆっくり休んで、次の日のためにエネルギーを蓄えることも仕事のうちです。

「今日はこれが終わったら帰る!」と決めておいて、定時に帰ることをおすすめします。

やるべきことさえ終われば、定時よりも早く帰って休んでもいいと思います。

そう決めておくだけでも、憂鬱な気持ちが和らいできます。



自分が元気に過ごすことを大切に

休みが終わったからといって、いきなり無理をする必要はないと思います。

最低限の仕事ができれば十分です。

一番大事なのは自分の心と体の健康です。

仕事に励むだけでなく、美味しいものを食べたり、趣味を楽しんだりするなど、楽しみを作ることも大切です。

楽しみがあれば、憂鬱な日も前向きな気持ちで乗り越えていけると思います。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。



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