こんにちは、ぽよみです。
人間関係の悩みってつきないですよね。
つい人の目を気にしてしまって、
「また失敗してしまった。どうせ私はいつもダメだ。」
「あんなこと言ってしまったけど、嫌われてないかな」
「相手に見下されてる気がする。ダメな人だって思われてるんだ。」
とぐるぐる頭の中で考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
私は、特に人の目を気にするくせが強くて、いつも人間関係に悩んでいました。
もっと生きやすくなる考え方を知りたいと思って、いろいろな本を手あたり次第に読んでいました。
そんなとき、特に印象に残ったのがこちらの本です。
この本を読むと、
「なんで私っていつもダメなんだろう・・・」と悩んでしまう理由が分かり、
過去の辛い体験の傷を癒して、これからを前向きに生きる考え方を学ぶことができます。
この本を読んで、「なんだ、自分の考え方を変えればいいのか」と気づかされて、心が軽くなりました。
「いつもうまくいかない」と思っていた私のエピソードや、自信のない私を変えてくれた考え方を紹介します。
こんな悩みを抱える人に読んでほしい
・自分に自信がない
・いつも人に見下されたり嫌われたりしている気がする
・相手の態度にたびたび傷ついてしまう
・人の目を気にしてしまう
・過去の失敗が頭から離れない
思い込みを捨てて自分らしく生きる考え方
不幸は自分の思い込みが原因だった
「いつも私は見下される」「いつも私から人が離れて行ってしまう」のは、自分の思い込みが相手にそうさせているのです。
始めて読んだときは、「え?自分で思い込んで引き起こしてるの!?そんなはずない!」という気持ちでした。
でも、今までの人間関係を思い返してみると「ああ、そうかもしれない」と思い当たる部分もありました。
「どうせ私は見下されているんだ」「また私は嫌われるんだ」という思い込みは、相手への接し方に出てしまいます。
自然と見下される、嫌われる接し方になってしまい、相手を誘導してしまっているのです。
そしてうまくいかなったら、「またダメだったね。どうせこれからもダメだよ。」思い込んでしまうから同じ繰り返しになってしまいます。
まずは、そんな自分を許し、受け入れることが大切です。
失敗してるダメな自分もOK。
人間関係に臆病になってしまう自分もOK。
「そんな自分受け入れられないわ!」と思う方もいるかもしれません。
私も最初は、かなり抵抗がありました。
けれど、辛かったことや恥ずかしかったことを思い出すたびに、「ホント自分ってダメだ」と言う代わりに、「そんな自分もOK」と自分に声をかけるだけで、
辛いことを考える時間が減り、思い出すことが少なくなりました。
落ち込んだり自分を否定したりすることが減って、自己肯定感も上がるので効果絶大です。
相手のひどい態度を許さない
上司との関係で「いつも私にだけきつく言ってくる人がいる」「威圧的に言われると言い返せなくてストレスがたまる」と悩んでいる方は多いと思います。
言われやすい人は、相手の下に入り、へりくだる癖によって威圧的な態度を誘発している可能性があります。
私も、「自分はダメなんです」「自分が悪いんです」という気持ちでへりくだった態度でいれば、相手にこれ以上攻撃されないだろうという思い込みがありました。
実はその逆だったのです。
言われっぱなしを脱するには、『相手と対等に接し、話すこと』
相手の言っていることが違うと思ったら、毅然と言い返していいのです。
今すぐできなくても、「こういう時は、こう言おう」と考えておくだけでも気持ちが楽になります。
誰かの役に立たなくても自分には価値がある
結果を出せない自分はダメだ、と思っていませんか?
幼少期から、何かができたら褒められる、良いことをすると好かれるんだと刷り込まれているので、無理もないことだと 思います。
私も、「仕事を進んで引き受けてこなさないとダメ」「相手の負担を減らすために貢献しなくては」と認めてもらいたい一心で働き続けたことがありました。
するとだんだん目眩がひどくなり、体調を崩して入院して、結局周りに迷惑をかけてしまう結果になりました。
自分の体を壊してまで、認めてもらおうと頑張る必要はないと強く実感しました。
無理をしている人は、愛を得るために、認めてもらうために頑張るのはやめてみませんか?
「がんばらない自分」でもいいんです。
必要以上に仕事を背負ったりせず、自分の役割やできる範囲を落ち着いて判断することが大切です。
私自身の苦い体験と、自分を変えた考え方
私は、幼いころから内気で気が弱くて、いつも自信がありませんでした。
小学生の頃から、体育の授業で同じチームになると「えー」という顔をされたり、
話し合いで意見を言っても、私のときだけみんなの反応がなかったりしたこともありました。
「私はみんなよりうまくできないんだ」
「こんな私が意見を言っても認めてもらえないだろうな」
「みんなからダメな人だと思われてるにちがいない」
と私自身が思い込んでいたから、相手だって納得したくてもできなかったんだろうなと思います。
今までうまくいかなかったのは、この思い込みが原因だったんだと気づかされました。
こういった思い込みから抜け出すために、自分に、「もう子供の頃の辛い経験はおわったんだ。」「今の私はあの頃と違うんだ」と言い聞かせるようにしています。
そうすることで、
「私なんかが意見を言ってもしょうがない」ではなく、「自分も相手も対等に意見を伝え合っていいんだ」
「こんな意見ダメだと思われないかな」ではなく、「大丈夫、きっと分かってくれる」
と、前向き思考に変わっていくのを実感しています。
本を読み進めながら、凝り固まった思い込みが少しずつポロポロと崩れていく感覚でした。一人でも多く、同じように悩む方の心が軽くなることを願っています。